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「この子、幸せかな?」
飼い主として、ふとした瞬間にそう思うことはありませんか?
私も、これまでに17頭の愛犬たちと向き合い、何度も自分に問いかけてきました。
目を細めて眠る姿や、しっぽをぶんぶん振る姿に
「大丈夫、きっと幸せだよね」と安心する日もあれば、
体調を崩したり、ふと不安げな表情を見せるときに、
「もしかして私の選択、間違ってた?」と自問することもありました。
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私たちは、「幸せになってほしい」と願いながらペットと暮らしています。
でも実は、「自分が正しいと思う幸せ」を押し付けてしまうこともあるのです。
お散歩のルート、食べ物の選び方、しつけのしかた――
どれも“愛”から出発しているはずなのに、
いつのまにか「こうあるべき」に縛られて、
本当にその子らしさを見失ってしまうことがあるのです。
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私が提唱している「共活(ともかつ)」は、
そんな問いに寄り添うために生まれました。
「共に活きる」――
それは、ペットと“共に暮らす”というだけではなく、
お互いの命を尊重しあいながら、
共に“幸せ”のかたちを育てていく生き方です。
「この子が望んでいることは?」
「私は本当にそれを受け取れているだろうか?」
そんな小さな問いを日々の暮らしに添えることで、
飼い主自身もまた、自分の気持ちに気づいていくのです。
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ペットの幸せとは――
「愛されている実感」と、「その子らしく生きられること」。
そして飼い主の幸せとは――
「ちゃんと想いを届けられた」と、心から思えること。
一方通行ではなく、共に感じ、共に歩む関係。
それが、私の目指す「共活のカタチ」です。
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