Story
お客様ストーリー

お電話でのカウンセリング

<犬> 柴犬 女の子 14歳

クライアントさま お名前 加藤さま 50代(仮名)

加藤さまは、初め、とても遠慮がちにお電話の中でお話しされました。
まず、第一声お話になったのが、「こういうお話をできるところがなかったんです。話を聴いていただけるだけで本当に嬉しいです」というお言葉でした。

お話をお聞きしていくと・・・ご自身は仕事をしながら、自身のお母様の介護もしていること。最近、可愛がっている柴犬が急に認知症のような症状が出てきて、朝も昼もなく動き回るので、加藤さま自身が全く落ち着かないということ。そして、何よりも人の介護とペットの介護の状況をなかなか会社やご友人などに話す機会がなく理解してもらうことも難しいと考え、大変な状況の中、孤独感に苛まれ、居ても立っても居られなくなり、カウンセリングをお申込みいただいたということでした。
私のペットの介護の経験談を書いたブロクにまず目を止めていただき、共感してもらえるのでは?とお申し込みをしていただいたそうです。
加藤さまは、うちの子の介護自体は辛いと思ったことはなく最後までとにかく心地よく居させてあげたいとお考えで、ご自身が仕事にお母様の介護と大変な状況の中でもとっても前向きにうちの子と向き合っていらっしゃいました。
できることは、なんでもしてあげたいとSNSで様々な情報を探したり、獣医さんに相談したり・・・。でも、話し相手、相談相手がいないというのが一番辛いということだったようです。
加藤さまとは、1時間しっかりとお話をさせていただきました。今の状況に寄り添い、いくつか私の経験の引き出しの中から改善策をご提案させていただきました。私には人の介護の経験もあるので、そこもお話を理解することができ少なからずお役に立てたのではないかと思っています。また、加藤さまの本当に真摯にうちの子に向き合って日々頑張っていらっしゃるお考えに、二人で涙するシーンもありました。
でも、そうしてお話しているうちに加藤さまのお声がどんどん軽やかになっていくのがわかり、「本当にお話できてよかったです。自分のやっていることが間違ってなかったと後押ししてもらったようで・・・まだまだ頑張れそうです。」というお言葉をいただきました。

やはりペットとの世界は、家族の中では存在が大きいのですが、人と比べても外部や横のつながりが少ないです。なので、相談したくてもなかなか周りの人に理解してもらえないだけでなく、誰に話したらわかってもらえるのかがわからないという声をよく耳にします。
同じようにペットを愛し、共感できる相手がいるというのは、本当に必要なことなんだと私も強く実感しました。

ZOOMでのカウンセリング

<犬> これから犬を飼いたいと考えているご家族

クライアントさま お名前 佐野さまご家族(仮名)

よくあるご質問で、「子供が犬を欲しがっているのだけれど、きちんと面倒を見れるか心配で・・・」というのがあります。
今回ZOOMでのカウンセリングを受けられたご家族は、小学校3年生と1年生の兄妹とお父さまとお母さま。
お父さまは、実家で犬を飼っていたということでしたが、お母さまは初めて。
子供達がどうしても犬を迎えたいというのだけれど、どんな犬種がいいのか?
どんな子をどういう風に探せばいいのか?
子供達はきちんと面倒を見れるのか?などのご質問。
また、お母さまは、初めてで、想像もつかないペットライフに不安が募るばかりのようでした。
私は、まず私の子育て&ペットライフについてお話しさせていただきました。
私自身が、子育て中にペット<犬猫>を育てていたことで、本当に自分の子供の成長をうちの子たちペットにすごく助けてもらった経験談を伝えました。
うちの子たちは、子供の生活の中での不安だったり、寂しさだったりを人よりも上手に受け止めてくれて、親である私にきちんとパスを投げてくれたことや、私にとっても子供と向き合っていく中で、本当に良いパートナーとなってくれていたことをお話ししました。うちの子が本当に驚くほどたくましく成長してくれたことも・・・。
そして、子供達も一緒に参加してくれていたので、ペットを飼うにあたって、やらなくてはいけないこと。大変なことも山ほどあることをお話しし、それでも欲しいのか?面倒を見れるのか?を確認しました。
いつも思うのですが、ペットを飼ってみたいと思っている子供達の顔はとても真剣で、一生懸命です。だから、何をどんな風にやればいいのかをきちんと伝えるとびっくりするくらい面倒が見れたり、家族としての関係を本当に上手く作っていってくれます。成長の仕方が半端ないのです。
第三者が、きちんといいことも大変なことも伝える時間を持ち、今一度ペットを迎えるのかどうかを話し合う機会を持ってもらうことで、いざ迎えることになった時の心構えや家族としての位置付けが変わってくるのだと、ご家族とお話をしているといつも思います。
最後に、迎えるといいと思うタイミングやそれまでに準備しなければいけないこと。そして、オススメの犬種をいくつかお話しして、カウンセリングは終了となりました。

子供がお世話ができるのかと不安に思うだけでなく、こうして家族全員でペットを飼うということについて、私を交えて考えたり話し合ったりする時間を持っていただけたことは、本当に私にとって嬉しい時間でした。
こうして向き合っていただくと、きっと仔犬の大変な時期もみんなで楽しみながら乗り越えることができ、本当の家族になっていけるのだと感じています。

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